ホコリと砂

お風呂屋さんに行った後の天丼は最高

チラシの裏

ふと、特殊浴場むすめというワードを思いついてしまった。

 

特殊浴場むすめは性風俗産業で働くすべての人の健康を司る神様で、日常に疲れた人々の身体と精神を背中を流す事を通じて癒やす。

登場する特殊浴場むすめは、毎月本指名ランキング1位ゆな、完全業界未経験 新人のじゅり、AV女優との二足のわらじ めぐみ、3ヶ月おきに違う場所に移動する転店虫のさほ、ドタキャンの常習犯で店長に目を付けられているゆう、たまにしか出てこないレア出勤のるななど。

特殊浴場むすめが活動するのが神殿と呼ばれる場所で、神殿を維持して特殊浴場むすめの身の回りの世話をするのが黒服(ボーイ)、黒服を管理監督するのが店長。そして店長の上にはオーナーがいるが、神殿に姿を見せることはめったに無い。

神殿は全国各地にあるが、すすきの、吉原、堀之内、金津園雄琴、福原、中洲の7ヶ所がとくに有名である。

浅草ロック座を観覧した時の話し

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2年前に浅草ロック座に行った時の話しである。浅草ロック座は2年ぶり2回目の観覧だった。

この時は開演30分前くらいに入場したので、ステージから3列目の席に座ることが出来た。

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座席位置

一番ステージに近い席にはすでにおじさんが座っていたので、私は一席空けて座った。見に来ている客同士で肩を寄せ合って見るのはみんな嫌なので、この劇場では当時からソーシャルディスタンスが定着していた。

割と前の方に座れたので、今日は踊り子さんをガン見してやろうと意気込んでいた。

 

開演5分前くらにボーイが自分の席まで来て、「お隣の席は空いていますか?」と聞いてきた。私の右側の席は3つ空いていて、4つ目の席にはおじさんが座っていた。

私は「空いています。」と伝えた。そうするとボーイは帰って行って、すぐに戻ってきたと思ったら二十歳くらいの女性客2人を連れてきた。

ストリップといえども20人に1人くらいは女性客がいる。年齢的にはおばさんばかりで、踊り子さんのファンなのだろう。劇場の入口に踊り子宛の花を送っている女性もいた。

しかし若い女性の二人組は目立った。ボーイの後を付いてくる二人は男性客の目線を集めていた。

その二人組は自分の右隣の席に案内されてきた。「おじ○俺女女○おじ」の席順である。席に付いた二人は「めっちゃ視線感じた~」と話していた。

さっきまで踊り子さんをガン見しようと決意していた私だったが、隣に女性客が来てしまったせいで途端にそれが恥ずかしくなった。「このおじさん必死に見てるw」と思われてしまうのではないかと思ったからだ。そこでショーが始まってからは腕組しながら、「別にそんな興味ありませんけど?」みたいな感じを出して見ていた。我ながらちっぽけなプライドだなと思う。

 

女性がストリップショーを見た時にどんな感想を持つのかと気になっていたが、隣から「身体すごい綺麗~」という声が聞こえてきた。男性客は下心9割で見ているので、女性客の方が踊り子さんの踊りや鍛えられた身体の美しさをフラットに見ることができるのかもしれない。

あの二人組は東京旅行のついでに浅草ロック座を見に来たのだろうか。言葉を聞く感じでは西日本の人なのかなと思った。男性しかいなさそうなストリップ劇場に女性だけで見に来るなんてなかなか根性ある二人組だと思う。

 

実際に見る前には、ストリップと聞くと昭和の場末感を感じていた。しかし見た後は洗練された現代的なショーで演出も凝っているなという印象にガラッと変わった。

一度入場料を払うと1日見放題なので、行ったことない人は是非一度は見に行って欲しい。

警察署に始末書を提出した話し

私は一度だけ始末書を出すように警察から言われたことがある。理由は道路使用許可の期限が切れていたのに一方通行の道路を通行止めにして工事をしていたからだ。

記憶だと期限は前の日で切れてしまっていたと思う。それに気が付かず通行止めの看板に堂々と許可証を貼り付け、ガードマンさんに誘導してもらっていた。

道路使用許可のコピーを掲示しておけば、ほどんどの人は「工事しているんだなー」ぐらいに気にもとめない。たまに道路使用を取っているのかと言ってくる人がいるが、期限を確認するほどの人はいない。それが悪いことをやっている時に限って警察官が回って来て期限のチェックまでされてしまった。その時に私は、「悪い事をしている時に限ってバレるんだよなー」となぜか冷静に思っていた。

警察官からはすぐに道路使用をやめるように言われ(当たり前だが)、次に日に警察署に来るように言われた。警察署では道路課の担当者から、始末書を提出するまで道路使用許可は出せないと言われた。さっそく現場事務所に戻り、ネットから始末書の書式をダウンロードして自分の三文判を押して提出した。やっつけで作成した始末書をざっと目を通した担当者が、「この判子は会社の社長さんのなの?」と聞かれた。社判とも代表者印とも似つかない、安っぽい自分の判子が押してあるだけなので、正直に「俺のっすね」と白状した。そしたら「あなたの判子じゃだめだよ!社長さんからもらってきてよ!」と怒られてしまった。

夕方会社に戻って社長に経緯を説明し、やっつけ始末書に代表者印を押してもらっった。社長からは一言、「気をつけろよ」とだけ言われた。まともに叱責されるものと思っていたが肩透かしをくらってしまった。

そうして完成した始末書は無事に受理され、また道路使用許可を取れるようになって、竣工引き渡しまで持っていくことができた。

風俗あるある

  • 繁華街で客引きに付いていくと大抵エライ目にある(客引きの性別、国籍問わず)
  • お店のサイトで女の子を選んでいる時が一番楽しい
  • 予約する時に毎回使う風俗ネームを持っている
  • 電話予約で指名した嬢と、これまで遊んだことあるか聞かれが、あると答えるのが少し恥ずかしい
  • 最初は入浴料と総額のシステムがよくわからない
  • 60分総額2万円を切るとレベルがガクッと下がる
  • 店の綺麗さと嬢のレベルは比例する
  • 鬼出勤の嬢、レア出勤の嬢は対応が良くない
  • 週に4,5日出勤の嬢は対応が良い
  • 盆と正月はふだん店に来ない客が多く来るので嬢が疲弊している
  • バレンタインデー、クリスマスなどのイベント期間中はあえて来店を避ける
  • 待合室でオプションカタログを見るのがめちゃくちゃ楽しい
  • 部屋に案内されている時に、廊下に響くほどのあえぎ声が聞こえてくる部屋の前を通ると嬢と2人で笑ってしまう
  • 応じてくれるかは別として、なんでもやってみたい事をお願いすればいいのに、かっこつけて普通のプレイばかりしてしまう
  • 初めて店に行った時に、いつの間にかゴムをかぶせられててビックリする
  • また遊びたいと思う良嬢ほどすぐ退店してしまう
  • 年齢層が高めのお店に行った時に、サバ読んでも10歳くらいだろうとたかをくくっていると、想像を超えるサバの読み方をされる

日の出営業がなくなった事をいま知った。2016年の風営法改正で午前6時から営業に変わったそうな。

新潮選書 江戸の閨房術を読んで

渡辺信一郎著 江戸の閨房術を読み終わった。江戸の庶民に色道指南書がこれほどまでに浸透していた事は大きな驚きであった。明治維新で西洋キリスト教的な価値観が入ってくるまで、日本は性におおらかな文化だったのだなとつくづく思った。とくに印象に残った部分を記す。

 

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女陰と男根のランク付け

様々な色道指南書が、交接器のランク付けをしていたようだ。ありとあらゆるものの番付表があるように、日本人はランキングを作るのが好きなのかも知れない。
女大楽宝開は女陰を10ランクに分類し、上から高、まん、蛤、蛸、雷、洗濯、巾着、広、下、臭いとある。
艶道日夜女宝記では、男根を9ランクに分類し、長、麩、小、下反り、上反り、太、雁、被、大とある。
女陰は物に例えているものが多いが、男根は見たままを言っているものが多い。なかなかのネーミングセンスだが、名前を考えたのは男である気がする。

女の立場から

新撰古今枕大全には、女性からの交合への願望が多く述べられいる。
助べひ故実之巻に、「男の癖で、女でさへあれば、大きなものを好むやうに言わるる故に、」とある。いつの時代も男の持ち物は大きいほうがいいと思ってしまうのは、男の性であるらしい。一物の大きさより、女の気持ちを高める技術が大事と説いている。

衆道の仕込み

好色旅枕には、一大事の秘密とて、初めて受ける若衆は、痛がるものであるから、山椒の粉を唾で練り入り口に挿入すると、しきりに痒くなるので、痛みを感じなくなるという方法が記されている。
衆道にかんする章は、使う場所が場所だけにとても綺麗とはいえない描写が多い。迫真の描写が続くので、「汚い・・・汚い・・・」とつぶやきながら読んだものだ。

御殿の奥

秘事作法という書は、備州岡山藩池田家の奥御殿に使えた、秀麗尼が著したとされる。この書には、若君の性器を鍛えるために行われていた作法が記されている。10歳になったら、会陰の按摩を丹念に行うとか、12歳になった殿の男根を、指で擦るだけでなく、口に含んで吸い、喉の奥まで入れ、先走りの淫水が出たら、すぐに止めて根本を揉むなど、本当に行われていたか、にわかには信じがたいことばかり記されている。著者は奥から民間に戻って生活した女性たちがたくさんいたから、奥での作法が漏れ伝わったのではないかと述べている。

独楽

全盛七婦玖腎には男の独楽道具として、吾妻形が紹介されている。専用の吾妻形は、性具職人が手仕事で作る高価な物で、庶民には手が届かないものだったようだ。そこでビロード、蒟蒻、マクワウリの3種類の吾妻形が代用品として、絵と共に紹介されている。現在でも使われる蒟蒻が当時から使われていたのは興味深い。蒟蒻を庶民が食べるようになったのは江戸時代かららしいので、300年近く愛されてきたことがわかる。マクワウリは一昔前にネットで流行ったカップ麺オナニーといったところか。

紹介

「江戸の閨房術」は絵図が多く掲載され、当時の風習を知ることができる名著である。Amazonなどネットでも購入できるので、ぜひ手にとって読んでいただきたい。

包茎とズル剥けの話し

包茎は恥ずかしいという風潮は日本特有のものであるらしい。

しかし考えてみれば、世のすべての男性は包茎で生まれてくるものであるし、

動物はほぼすべて包茎であることを考えれば、包茎の方が普通なのかも知れない。

かく言う私は24時間ズル剥けである。

 

 

小学生時代の事件

小学3年生の頃からパピィに、包皮を徐々に剥くようにして、完全に先っちょが出るようになったら毎日剥いて洗うよう、家庭内性教育がされていたのであるが、4年生の時に事件が起こった。

包皮を剥いてさきっちょに石鹸をつけ、洗っていた時に急に勃起が始まり、包皮が亀頭に引っかかり戻らなくなってしまった。当時はカントン包茎だったようでカリ首が締め付けられ、亀頭、包皮ともにかなり痛かった。焦って包皮を戻そうとすればするほど勃起してしまい、なかなか戻らなかった。しばらく自分のモノと格闘していたのであるが、「触ると勃起するから少し安静にしておけば勃起がおさまるんじゃないか?」と気づいた。大きく一呼吸して、静かに目を閉じ心を落ち着かせる。徐々にモノがしぼんでいくのを感じる、焦って仕損じないようにさらに時間を掛ける。三分の一勃起までしぼんだタイミングで包皮を戻した。この事件は1,2分の出来事だったと思うが、とても長く感じた。その後しばらくはこうなることが怖くて、戦々恐々としながら洗っていた記憶がある。

仮性包茎との分かれ

小学生時代に剥けるようになってから、仮性包茎として過ごしていたのであるが、いつか勝手にズル剥けになるんだろうと思っていた。しかし高校2年の時に「自分でなにかしないとずっとこのままなんじゃないか」と思った。メディアなどの影響で仮性包茎は恥ずかしいという思いがあったのだと思う。

勃起しているときに露出した亀頭に触れてもなんとも無いが、通常時の亀頭に触れるとくすぐったかった。この状態から慣らしていくために、まずは寝ている間だけズル剥け状態にすることにした。最初はパンツに亀頭が触れるだけでくすぐったかったが、徐々に慣れてきて、しばらくするとまったく気にならなくなった。そして日中もズル剥け状態で過ごせるようになった。

現在

現在は24時間ズル剥け生活なので、ちんこがイカ臭くなることもない。

ズル剥けになると早漏じゃなくなると言う人もいるが、これは完全なデマである。自他共に認める早漏の私がいうから間違いない。

仮性包茎は恥ずかしいと思う人は多いかも知れないが、いざという時に剥ければ何の問題もないらしいので、堂々と仮性包茎だと名乗っていくべきだと思う。真性包茎、カントン包茎の人は健康保険が適応されるので、泌尿器科か形成外科に行ったほうがいい。

これまでいろいろと書いてきたが、一つ言えることは、風俗嬢100人に、包茎包茎じゃない人、どちらがいいかと聞いたら、間違いなく100人が包茎じゃないほうがいいというだろうことである。